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車載計測制御・フィールドでの計測制御に最適!
ポータブル型:マルチコアDSP【16GFLOPS*8】リアルタイムシミュレータ
PDRS-6600X Model-1608-2000K

■ 概要 ■ 特長
PDRS-6600Xシリーズ(Model-1608-2000K)は、HOST-CPUとの通信制御プロセッサと高速演算機能を実現するDSP(64/32ビット浮動小数点DSP16GFLOPS * 8Core)制御エンジンを搭載したMATLAB/Simulink/Stateflowをベースとした計測・制御・シミュレーションツールです。
モデル・ブロック図による可視性に優れたわかりやすい開発・製造環境の構築が可能です。
MATLAB/Simulinkモデルおよびブロック図で一元管理することが可能となり、設計・テスト・製造ライン等の構築が容易になります。
アナログ・デジタル入出力、コード生成用ソフトウェア、モニタ用ソフトウェア(ネットスコープ)で構成されます。

■Windows環境とDSP高速リアルタイム処理環境を統合し計測・制御を同時に実現 
■ブロック線図を利用し、プログラマブルな計測制御をDSPで実行
■16ビット16チャンネル2MHzAD、16ビット8チャンネル1MHzDA、8点ディジタル入出力、4CHエンコーダ入力を標準実装
■オプションで、2CH CAN
■リアルタイムシミュレーション、リアルタイムモニタ
■モデルパラメータチューニング機能をサポート
■ソフトウェアトリガ機能(プリトリガ、ポストトリガ)をサポート
■入出力IOブロックを提供
■ファイル変換機能をサポート

  
  
  
  

ケイテクノス株式会社

 

ポータブル型:DSPリアルタイムシミュレータ「PDRS-6600X」


■ネットスコープアプリケーションの特長
フロントパネル
ブロック線図による、プログラマブル計測制御をDSPで実行
DSP上で実行する計測制御プログラムをMATLAB/Simulinkのブロック線図で開発が可能です。
アナログ/ディジタル入出力のブロックライブラリを提供します。



リアルタイムシミュレーション機能
AD/DA/DIO/PIO等をDSPの入出力として使用し、ターゲットシステムと結合することにより、システム全体を実時間で検証することが出来ます。各ブロックより発生するデータを指定することにより、表示/ファイリングが可能です。

マルチウインドによる画面表示
複数画面を同時に開くことにより、各チャンネルのデータを同時に見ることが出来ます。
■アナログ入出力コネクタ
 
AD、DAの入出力コネクタで、コネクタ番号がチャンネル番号に対応します。
■POWER LED
 このLEDは、電源投入後、緑色が点灯します。PDRS-6000に何らかのエラーが発生し、動作を中止した場合には赤色点灯します。
■TRIGGER LED
 PDRS-6000がソフトウェアトリガモードに指定された場合には橙色点灯し、ソフトウェアでトリガ検出時に0.5秒緑色点灯します。
リアパネル
モデルパラメータのチューニング機能
計測制御中にホストPCより制御系のパラメータを変更することが可能です。これにより短時間でシステムの検証を容易にし、効率の良い開発が可能です。


ソフトウェアトリガ機能
ブロック線図の任意の箇所にトリガ条件を指定し、計測制御を実行します。トリガ機能としては、プリトリガ、ポストトリガ、及び繰り返し回数などの指定が可能です。又オシロスコープのようにトリガの極性、トリガのレベルの指定が可能です。トリガ機能を利用することにより突発的な現象の解析が可能です。

ファイル変換機能
計測されたデータは、MATファイル、バイナリファイル、テキストファイル等に変換が可能です。Windowsのエクセル等でデータの再利用が容易に行うことが出来ます。

アナログ/ディジタル入出力を標準搭載
PDRS-6000は、16ビット16CH100kHzAD、16ビット8CH100kHzDA、16点TTL DI、16点TTL DOを標準実装しています。又上記のIOブロックセットをサポートします。

Windows環境とDSPリアルタイム環境を結合
ノートPC(Windows)をEthernetで結合しDSPリアルタイム処理システムを可能にしました。又PDRS-6000はDC電源を採用することでフィールドでの計測制御が可能です。

■CLK IN
 外部サンプリングクロック入力として使用します。TTLレベル入力で、クロックの立上りに同期してサンプリングされます。
■CLK OUT
 サンプリングクロックが出力されます。計測・制御中にサンプリングクロックと同期したパルスを出力します。TTLレベル出力で、クロック幅が1μsecのパルスを出力します。
■CAN
 CANインタフェースコネクタです。(オプション機能)
■RS-232C
 メンテナンス用に使用します。
■Ethernet
 100BASE-TXケーブルを使用しホストコンピュータと接続します。通常、PCとはクロスケーブルで接続します。
■DI8
 ディジタル入力コネクタです。36ピンアンフェノールコネクタを使用します。
■DO8
 ディジタル出力コネクタです。36ピンアンフェノールコネクタを使用します。
■POWER
 電源スイッチです。
■DC IN
 DC+12Vを接続します。
■FG
 接地用端子です。
  

 

 

■PDRS-6600X Model-1608-2000K仕様

項目 機能
DSP TMS320C6678/1GHz 16GFLOPS*8コア
メモリ 512Mバイト
サンプリング機能  

内部

DSPクロックを32ビットカウンタで分周
8.0000MHz、8.1920MHzを24ビットカウンタで分周

外部

TTL入力 1CH
トリガ機能 ソフトウェアトリガ(プリトリガ、ポストトリガ)
HOSTインタフェース Ethernet(TCP/IP)、1000BASE-TX
一般仕様  
形状 (高)X(幅)X(奥行) 60X350X250 mm
重量 約 5kg
供給電源 12V-4.5A
使用環境 周囲温度0℃〜45℃、湿度20%〜85%(但し結露なきこと)
保存環境 周囲温度−10℃〜60℃、湿度20%〜85%(但し結露なきこと)

■アナログ入出力仕様

項目

アナログ入力(AD)

アナログ出力(DA)

チャネル数 16CH 8CH
入出力コネクタ BNC BNC
入出力電圧 ±10V ±10V
入出力電圧精度 ±FSの0.1%以下 ±FSの0.1%以下
入出力信号形式 シングルエンド シングルエンド
入出力インピーダンス 1MΩ以上 50Ω以下
AD/DA分解能 16ビット 16ビット
最高サンプリング周波数 2MHz 1M Hz

■ディジタル入出力仕様

項目

ディジタル入力(DI)

ディジタル出力(DO)

チャネル数 8点 8点
入出力コネクタ アンフェノール(36PIN) アンフェノール(36PIN)
入出力信号形式 TTL TTL
電気的条件 HIGH:2.4V以上
LOW:0.6V以下
HIGH:2.4V以上
LOW:0.6V以下
入出力電流 -15mA/24mA -15mA/24mA

■EXIO-6000

項目 機能
CANインタフェース  

チャンネル数

 2CH

規格

 CAN2.0A/B

コネクタ

 D-SUB(9PIN)
エンコーダ入力  

チャンネル数

 4CH

最高入力周波数

 5MHz(A相、B相)

信号形式

 フォトカプラ

電気的条件

 ON:3.3V以上、OFF:0.6V以下

入力電流

 10mA

分解能

 24ビット

エンコーダ入力相

 A、B、Z

逓倍機能

 4逓倍

入力コネクタ

 アンフェノール(36PIN)


■PDRS-6600Xブロック図

 

■DSP制御処理プログラムの開発

 MATLAB/Simulinkインタフェースプログラムを使用し、DSP上で実行する制御プログラムを、
MATLAB/Simulinkのブロック線図で開発が可能です。


 

IOブロックライブラリ
Simulink処理ブロック図
処理間隔の設定
コード生成、コンパイル実行

 

1.PDRS-6600Xの各IOに対してSimulink用ライブラリを提供します。
2.Simulink処理ブロック図に、IOブロックをドラッグ・アンド・ドロップすることにより、実信号とインタフェースした   DSP制御処理プログラムをブロック線図で容易に構築する事が可能です。
3.処理時間、処理間隔などのパラメータを画面で設定します。
4.Cコードの生成、コンパイル実行時の情報を設定、画面上のボタンで、コンパイルを実行、DSP上で動作する実行ファイルが生成されます



■ネットスコープアプリケーションによるDSPプログラムの実行

 Simulinkブロック線図から作成された制御処理プログラムをPCを介してDSPで実行する為にネットスコープアプリケーションが用意されています。

■機能

モデルの設定 :DSPをリセットし、実行ファイルをダウンロードします。
実行 :実時間処理を開始します。
実行停止 :実時間処理を停止します。
一時停止 :実時間処理を一時停止します。
グラフ表示 :任意のブロックの出力をマルチグラフで波形表示します。
最終時間 :実時間処理の動作時間を設定します。
パラメータ値調整 :一部のSimulinkブロックパラメータ値を再設定します。
データ収集 :任意のブロックのデータをトリガ収録が可能です。
データ保存 :収集したブロックのデータをファイルに出力します。
10 再生グラフ表示 :ファイル化したデータを取り込みマルチグラフ表示します。
11 データファイル変換 :データをMATファイル、又はテキストファイルに変換します。

 

マルチグラフ表示

ブロック設定


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